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2021.09.15

メガネと消毒用アルコール使用時の注意点!

 

現在コロナウイルスの予防の一つとして、

手をアルコールで消毒する機会が増えていると思います。

 

コロナウイルス対策としては効果的なアルコールも、

メガネにとっては悪い影響が起こる可能性があります。

 

 

例えば、

● 七宝剥がれ

●セルロイド生地の劣化(艶が無くなり白くなる) など…

 

 

特に、昨年から増えたお問合せが「七宝剥がれ」についてです。

 

除菌の為に、アルコールで直接拭いたり、アルコール消毒をして、手が乾かないうちに眼鏡を触ってしまうというのも原因の一つとして考えられます。

※七宝の場合は皮脂や整髪料、熱(蒸気)などの影響により剥がれることもございます。

 

 

下記写真は、アルコールを使用して七宝の剥がれをテストした写真です。

 

●アルコール使用前

 

●アルコール使用後

補足:2週間アルコール消毒をした手で触った結果。

 

 

アルコール消毒をした後に、無意識に眼鏡を触ってしまうこともあると思いますので、

メガネ着用時にアルコールをご使用になる際は、アルコールが付着しないようにご注意して頂けますと、フレームの痛みや・劣化などを防ぐことが出来ると思います。

 

メガネの汚れが気になる時は、日々のお手入れとして水洗いや中性洗剤を薄めた液で洗うなどのお手入れ方法をおすすめいたします。

(アルカリ性・弱アルカリ性のものはレンズコートが剥離してしまう可能性がありますので、洗剤を使用の際はご注意ください。)

 

 

【該当品番のご説明】

●PREM-〇〇〇 S NT

●M-510 S LT

●M-〇〇〇 L LT

●H-301 S NT

●COM-〇〇〇 S

●COM-〇〇〇 L

●S-7〇〇 S NT

 

上記のように「S」または「L」と入っている品番が、

アルコールによる剥がれが起こる可能性のあるモデルとなります。

両テンプルのどちらかに品番(PREMやCOMから始まる数字)が書いてありますので、

お使いのフレームで該当のモデルがありましたらご使用の際はご注意頂けますと幸いです。