1940年代。アメリカンオプティカル正規取扱店へ配布された絵画。
BROS JAPAN は2002年、世界最古のメガネメーカーであるアメリカンオプティカルの日本の総代理店として創業。
その際に、アメリカンオプティカル社よりこの絵画を頂きました。
描かれている時代背景は、1833年頃とされている。
西部開拓時代前のアメリカ1830年代、アメリカにおける眼鏡の注文方法は、メーカーとユーザーが手紙でのやり取りで注文することが唯一の注文方法だった。
絵画は老夫婦が郵便局にて、注文品の眼鏡を受け取っている様子が描かれている。
夫は眼鏡の取り扱い説明書を手にし、満足げに妻が手に取っている眼鏡を眺めている。
周囲の人間からも、注目されている様子がうかがえる。
宗教画などでは描かれるその人物に、意図的に眼鏡を手に持たせ、博識である象徴として眼鏡が描れることが多い。
一般市民が眼鏡を手にした絵画は珍しく、この時代から庶民にも眼鏡が普及し始めた背景が想像できる。
(眼鏡は愛と知識、啓示と学識を表す。アト・ド・フリース著イメージシンボル辞典より)